なんかどこかで見たようなタイトルだと思った方は、前回書いた「サイクル野郎2500キロ」を読んでくれた方だと思います。
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今回の主人公は、うちの破天荒息子です。
「サイクル野郎2500キロ」とは、距離も規模も違いますが・・・。
時は、息子がちょうど高校三年生の夏に遡ります。
えええぇ~。
計算すると、もう10年も経ってしまったのですね。
年取るわけだ。
息子は高校3年間クラブで、クラブでは珍しいカヌースプリントの選手でした。
インターハイには高校3年間、毎年出場しています。
そのクラブの後輩と大阪から東京に無謀にもママチャリで行くという旅行の計画を立てました。
ただ、サイクル野郎2500キロの主人公の部長さんのように、綿密に立てられた計画書は全くありません。
ただ、iphoneの地図をたどって、道ありき道をチャリンコで走り続ければいずれ東京に着くだろう的な、かなり無謀で無計画な、計画なき計画でした。
2013年8月8日夜20時半ごろに自宅を出発しました。
荷物も最小限。おそらく着替えだけ?って感じで、ちょっとそこらにお買い物的にぶらりと出掛けました。
小一時間で京都、その後滋賀県と走り続けます。
↓ 8月9日10:59に送ってくれた写真
8月10日~11日 滋賀県から愛知県に突入!
8月11日名古屋で1泊しています。
8月11日3:08
8月11日3:09
厚木街道 東京まであと少し!
8月12日 正午 東京都に到着!!!
その後、東京に3泊して東京を満喫して大阪の地に無事帰ってきました。
サイクリング野郎2500キロの部長さんも高専最後の夏に旅に出ました。
息子も同じく高校生最後の夏の熱い思い出が出来ました。
この頃の息子はカヌーと筋トレで鍛えた身体と体力があり、平気で懸垂を何度も出来たり、ホントの筋肉馬鹿でした。
その時、その瞬間でなければ絶対に出来ない事ってたくさんあると思います。
人生は一度きり。
思えば、長いようで人の人生なんてあっちゅう間です。
私で言うなら、えっ?気づいたらもうこんな年齢なの?
って感覚です。
昔の人ならあの世に行っていた年齢です。
あなたがもしも若いなら、せっかくのその若さを活かして、飛びっきり無茶な事だとしても、色々な事にどんどん挑戦すべきだと私は思います。
何故って?
今、その年齢じゃないと、その時期を逃せば絶対に出来ないことが沢山あるからです。
しかも、「青春」という名の想い出はずっと心に残ります。
その想い出はきっと自分の後の人生を支えてくれるはずです。
息子の珍道中の話題もたくさんありました。
iphoneのナビでそのまま突っ走ったらいつの間にか自動車専用道路を自転車で走ってしまい、そのまま走りきってしまったり・・・。
連絡を取り合っている間も、あまり心配はしていなかったものの、果たしてママチャリで無事東京まで到着出来るのか?という疑問はありました。
一緒に行った後輩によると、先輩の自転車を漕ぐペースが超~早すぎて、ついて行くのに必死だったそうです。(笑)
今から思うと、こんな面白すぎる武勇伝、もっとマメに記録を取っていれば良かったなぁと思いました。
たまたま、iphoneのデーターをそのまま引き継ぎ、引き継ぎ、機種変更していたので、10年前の写真や会話が残っていました。
そこから息子のママチャリの旅を辿ることが出来ました。
その頃にリアルタイムでブログを書いていれば面白かっただろうなと思います。
しかも、息子の高校3年間と言えば、かなりの破天荒で波瀾万丈な毎日でした。
そんなことを考えると記録は本当に大事だと思います。
その時、その瞬間、何があり、どんな経緯で、どんな事が起こり、その時私は何を思ったのか、何を考えたのか。
ブログを通して色々な情報や面白いネタ、人それぞれの考え、こだわりなどが垣間見られます。
それを読むことは、とても興味深く、共感したり、反論があったり、面白いことが多いです。
「私というただの人一人」の記録や思いですが、記録を残すという意味のためにも、日々の記録だけでなく、今回のようなちょっと心に残った回顧録を含め、今後ブログを気長に続けたいなぁ。と思いました。
それではまたぬん
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